売却でこれだけのお金が受け取れます
物件の売却を考えている方の場合、
多くは現在住んでいる家を売却して別の家を購入しようというものだと思います。
しかし、次の家を購入するに当たり、
「この家を売ったらいったいどのくらいのお金が入ってくるのだろう?」
と考えられるのではないでしょうか?
家や土地の査定額は、別項を参照願うとして、
家や土地を売却した場合に入ってくるお金は、
実は売買代金(手付金+残金)だけではありません。
今までに支払ってある固定資産税や都市計画税などの税金も
日割り計算により受け取ることができるのです。
固定資産税や都市計画税は、
1月1日時点の所有者(=売主様)に1年分の税金が請求されます。
したがってお引き渡し日から起算して12月31日までは、
既に支払ってあるものの、実際には売主様とは無関係な期間の税金なので、
それらを買主様負担分として日割り計算して払い戻してもらうことができるのです。
計算は次のとおりになります。
買主負担分:お引き渡し日~12月31日まで ○○日/365日×固定資産税(都市計画税)
上記金額を買主様から受け取ることになるわけです。
マンションの場合は、管理費や修繕積立についても同様に日割計算され、
買主様負担分を受け取ることになります。
実際に、そんなに大した金額ではない場合もあるでしょうが、
それでもあると無いとでは大きな違いです。
不動産業者が入っていれば、その辺りに抜かりはないのですが、
個人対個人の場合や、悪質な不動産業者の場合には、
肝心なその部分が全く気にもされず素通りしてしまうこともありますから、
「そういう仕組みなのだ」と最初から理解をしておくことが必要です。