営業活動の報告を受ける
「販売状況はどのようになっているのだろう」
売主様にとって一番気になるのは、経過に関する情報です。
仲介業者は一定の間隔で書面またはメールにて、
売主様からお預かりしている売却物件の販売状況を報告する義務があります。
そこで伝えられる情報には、単に物件に対しての反応だけが書かれているのではありません。
まず、広告活動の内容です。
単に『売物件』という看板を掲出しただけでモノが売れるほどいい時代ではありません。
売却される不動産物件など、まさに星の数ほどもあるのです。
世帯数の多い横浜市であれば、尚のことです。
そんな数多くの物件の中から、売主様の物件がたまたま目に止まるなどという幸運は
そうあるものではありません。
当然仲介業者は広告活動をしていきます。
その手法に問題がないか売主様のチェックが必要です。
実際の引き合い状況も報告されます。
いつ、どんな方が問い合わせや内覧の申込をされて、
その反応はどうだったか、この経過を知っておくことはとても重要です。
今後の販売促進などの予定も書かれているので、
これについても問題と感じる部分があれば、仲介業者と電話や直に会って話をするべきです。
このような営業活動報告は、依頼の媒介種類ごとに報告と報告の間隔が
宅建業法で義務付けられているので、履行しない業者に対しては、
定期的に正確な報告を提出するように強く迫ることができます。
ホームスタッフは、お客様との信頼関係を重視し、
売主様と一緒になって売却物件のより良い形での成約を目指していますから、
定期的な営業報告に合わせて、不明な点や確認しておきたい点を、
お客様との話し合いも設けて進めていくようにしています。